2012年06月29日

シナンドの仮靴

またご無沙汰してしまいました。



今月は何だかいろいろなことが重なってちょっとくたびれました。







このところの私といえば

午前中は製甲関連の段取りをして、

午後は木型や底付の仕事、

帰宅して紙型作業


なんとも靴屋さんらしい生活で息が抜けません、


いえいえ充実しています。






青木君には

「根岸さんこのごろ靴作ってないよね。」

と言われていますが(実際に底付をあげられる数は激減してまして)


ちゃんと靴屋さんの仕事はしてますよっての。




つくづくうちは皆さんの力で助けられてまわってると感謝しております。












シナンドの注文靴では仮縫いの最終段階まできましたら


マッケイ縫いをかけた仮靴を作って


数週間ほど日常生活の中で普段使いの試し履きをお願いしています。



それをすることで仮縫い時の短時間だけの足入れではあらわれなかった


不具合がわかることがあります。


むしろ不具合があらわれてくることの方が多いです



そんなの仮縫いで判断できないおまえが未熟で腕が悪いだけだといわれてしまえば、


ごもっともでございますが



完成した本番の靴に不具合があらわれたら


その修繕はかなりの大仕事になります




お客様、出来上がった靴、製造した私ども、すべてに負担がかかってしまうので


なるべくそうはならない方法を、と考えて今は取り組んでいます。





でも他にだってきっといい方法があるはずです、

あくまで仮靴なので本番の靴とは製法や材料の質が異なりますし

仮靴に不具合があらわれたときは

1から木型を作りなおす場合だってあります。

そんなときは納期も伸びてしまいますし、

また何度も仮縫いに足を運んでいただくことになってしまいます。



ただ今は僕の考えでこの方法に取り組ませてもらってます。




シナンドのこのやり方にお付き合いいただけているお客様方に感謝して


少しでもご満足いただける靴を納められるようにと日々精進してまいります。






かりぐつ.JPG
こんな感じで仮靴




最後なんだかかたい内容になってしまいました



担当 根岸
posted by sinando at 19:13| manufacture