2012年10月03日

山羊革

毎年のことですが、先日棚卸をしました。



毎日使っている材料の在庫もいちいち数えますからちょっと大変です。




棚卸しのたびに思いますが


小さな靴屋なのにいろんな革を使って靴を作っているんだなと。



いろんな革というのはいろんな動物の革ってことになるんですけど。





で、そういえば久しぶりに甲革の紹介でもと思いまして。




今回は山羊の革です。



山羊の革は子山羊革と大人の山羊革で呼び名が違います。


大人の山羊ってのも変な感じですが、生後6ヶ月以上の山羊らしいです。

「らしい」というのはネットで調べたらそう解説しているものがありましたので


名称は、ゴート(ゴード)です。


ゴード (2).JPG

大きさは70デシぐらいで、厚みはものによって様々ですが1〜1.5mmほどあります


ゴード.JPG

ぎん面には独特のシボがあります



これはまた別の個体ですが
ゴード (4).JPGゴード (3).JPG

同じゴートでも個体によるシボの違いが確認できると思います



人工物ではないのでどんな革でも個体差が生じるのは当たり前で



そういう部分もおもしろいと思うんですけどね。








こちらは子山羊の革です

キッド.JPG

名称は、キッドです。


子山羊なので大きさは30デシくらいで、厚みは1mm弱といったところです



キッド (2).JPG

ぎん面はゴートと違い、うっすらシボ感がありますがツルツルしています

ツルツルなのはなめし方の違いかもしれません(在庫であったのはこのタイプ、スペイン製です)


独特のシボ感をいかしたキッドもあるようですから





山羊革も高級素材のひとつのようです



変わり種で

キッドスエード.JPG

キッドスエード


こちらは特にしなやかで繊細な素材です




指で触れると

キッドスエード (2).JPG

ほら、いかにも繊細な高級素材って雰囲気醸し出してます






あっ、でもこれ実際に良いんですけどね



担当 根岸
posted by sinando at 18:45| manufacture