2013年01月10日

今年もよろしくお願いいたします

ご挨拶が遅くなりましたが、


今年もどうぞよろしくお願いいたします。





この年末年始、私は久しぶりに長野の実家で過ごしておりました。



30日に長野へ帰り、2日に東京へという日程でしたが


妹達の家族も集まることができて、久しぶりに実家で賑やかなお正月でした。



特に末妹の5歳になる甥っ子と朝から晩まで遊んでいたら


おじさんの私はヘロヘロになりました。



現代っ子の発想にずっと振り回されっぱなしでしたが、


僕の子供時代の昭和の遊びも甥っ子の記憶にねじ込んでやりましたので


引き分けです。







では、今年最初の記事にまいりましょう。





和紙 (4).JPG

これはマッケイの底づけ作業中の靴の一部なんですが



甲革のように見えているのは革ではなく和紙です。



「和紙で靴を作ってます」ってことじゃないです。



和紙の内側にはつり込んだ革の製甲があります。





そうです、甲革を汚さないように和紙で包んで作業をしている状態です。




以前にちらっと紹介したかもしれませんが


この方法で底づけしているのは、奥山さんです。




ただ、常に和紙を使って甲革を汚さないよう作業しているわけではありません。



今回の甲革はスエード。



起毛系の甲革のときだけ和紙を使ってマスキングしています。





実はこのマスキング方法、とっても手間がかかります。



和紙も、そのまま包んでいるわけではなく


和紙自体にある加工(奥山さんの丸秘技)をしてから使わないとうまくいきません。



なぜ和紙なのか?



和紙を使う理由もあります。



今の時代マスキングの方法なら便利な素材や方法があるのかもですが



こういう、経験や工夫から独自の方法を考え出す姿勢が技術の仕事だなって。






和紙.JPG和紙 (2).JPG和紙 (3).JPG




靴が完成してこの和紙を最後取り除くところが


脱皮っぽいかなって、



思っちゃって。




今年の干支にちょっと因んで最初の記事にしてみましたとさ。





良い年になりますように。





担当 根岸
posted by sinando at 19:24| manufacture